ハラミちゃん、突発性難聴・ひきこもりを乗り越えストリートピアニストになるまで…YouTube登録者数228万人の人気ぶり

ハラミちゃん、突発性難聴・ひきこもりを乗り越えストリートピアニストになるまで…YouTube登録者数228万人の人気ぶり

記事投稿日:2025.03.31 11:00 最終更新日:2025.03.31 12:32
出典元: SmartFLASH
著者:インタビューマン山下

ハラミちゃん

 3月28日放送の『ザ・共通テン!SP』(フジテレビ)に、「私生活が謎な人たち」としてストリートピアニストのハラミちゃんが出演していました。

 ハラミちゃんの生活スケジュールは、一日の大半をピアノの前で過ごすというスタイル。同番組では朝昼晩で3時間ずつ、合計9時間、ピアノの練習に打ち込んでいると紹介していました。

 

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 ピアノ演奏には糖分の補給が欠かせないようで、ハラミちゃんは「1曲に対して膨大な考え方をすごくするんですよ。なので、ピアノを弾くと脳みそが疲れる感覚があって。それを甘いもので補給している」と話し、自宅には大量のお菓子のストックがあると明かしていました。

 また、練習の合間には、大好きなスイーツを食べに車でお店に行くのですが、その移動中も常に持ち歩いている折り畳み式のピアノで練習するというストイックぶり。

 ハラミちゃんは、2019年、都庁の展望室に設置してある誰でも自由に弾いていいピアノで、RADWIMPSの『前前前世』を演奏した動画をYouTubeにアップ。すると2週間で30万回再生され、注目を浴びたことをきっかけにストリートピアニストになりました。

 筆者は以前、ハラミちゃんに、ストリートピアノで脚光を浴びるまでの話をお聞きしています。ハラミちゃんは4歳からピアノを習い始め、子どものころからピアノ漬けの毎日を送っていました。

「小学生のときには、すでに、ご飯と寝るとき以外、だから1日6時間から8時間はピアノを弾いてましたね」

 そんなハラミちゃんは、音楽大学の受験を目の前に、突発性難聴を発症してしまう不幸に見舞われます。

「最初に異変に気づいたのは、ピアノ教室に向かう途中でした。最寄駅まではなんとか行けたんですけど、教室に向かう坂の途中で足が動かなくなったんです。『もう行けない!』って……たぶんレッスン代が高かったから、そのぶんの価値を自分に身につけないといけない、というプレッシャーがあって。

 あとは先生の厳しい指導や高い要求に自分が応えられない劣等感から、メンタル的に疲弊していって……そのあたりから耳が聞こえづらくなりました」

 しかし、その後は先生の厳しい指導の真意もわかり、受験からも解放されたことで病気は回復に向かいました。

「大学に合格したことを先生に報告にいったんです。そうしたら、初めて先生がほめてくださって。そこで先生の厳しい指導は、私の伸びしろを感じてくれていたからこそだったんだと。それに気づいて、本当の意味で愛がある方なんだなと思いました」

 音楽大学に入学後は周りのレベルの高さを痛感。自分がプロの音楽家としてやっていける自信がなくなり、幼少期からずっと携わってきた音楽とはまったく関係のないIT企業に就職します。しかし、今度はいままで経験してきたピアニストの個人プレイと、会社組織のチームで働く違いに戸惑いを感じ始めます。

「組織で働くと『こんなことが起きるんだ』とか『こんなに思いどおりいかないんだ』とか、予想がつかないことが起きるんです。そういったピアノとの違いを、続けて食らって体力が尽きてしまったんですよ。それで1回休職しようと思いました」

 ハラミちゃんは実家でひきこもり状態になったとき、母親に事情を説明して受け入れてもらえるか不安と緊張が入り混じっていたと言います。

「事情を話した瞬間、お母さんが私をギュッと抱きしめてくれて。小さいときはあったんですけど、大人になって久しぶりに親からハグされたこともあってボロボロ涙が流れてきて。

 そうしたらお母さんが『あなたは、いままでずっと走り続けてきたから、たまには休んでみたら。お母さんもそういう時期があって……休むのって楽しいよ』って」

 ハラミちゃんがひきこもりから抜け出すきっかけは、会社の先輩からの一言でした。

「最初は外に出ようという気持ちはあって、メイクして服を着替えるんですけど、外に出られなくて……ドアを押せないんですよ。

 そこから徐々に気持ちが落ち着いてきたころ、先輩から『ストリートピアノというのがあるからちょっと行ってみようよ』と誘ってもらって。いままでドアを押せなかったんですけど、ピアノを弾きに行くときはなぜがドアを押せたんですよ」

 そのときのピアノ演奏動画がバズったことで、ストリートピアニスト・ハラミちゃんが誕生したのです。ハラミちゃんに今後の目標を聞いてみると。

「いままで小さいころから、散々目標を追いかけてきたんで、いまは目標をもたないことを目標にしています。とにかく、やっと自分が笑顔でいられる居場所を見つけたので、目標を持たずに自分が毎日笑っていられることを大事にしたいです」

 と胸の内を明かしてくれました。

 同番組でスイーツの話をしているときのハラミちゃんは、常に満面の笑みを浮かべていました。もしかしたら、スイーツもハラミちゃんの「毎日笑っていられることを大事にしたい」という思いに、一役買っているのかもしれませんね。


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