ペナルティ・ヒデ、年下の妻は「お小遣いの話をすると急に耳が遠くなる」 聞こえの問題を啓発するイベントでボケる

ペナルティ・ヒデ、年下の妻は「お小遣いの話をすると急に耳が遠くなる」 聞こえの問題を啓発するイベントでボケる

お笑いコンビ・ペナルティのヒデが6日、都内で行われた難聴がもたらす認知症誤認のリスクを知らせるための短編映画『気づかなくてごめんね』の試写会に参加した。

第2弾となる本作は「デイサービス」を題材としている。冒頭のあいさつでヒデは「私の小学校低学年の息子が、お集まりの皆様に『くれぐれも父をよろしく』と」とボケて笑いが広がると「よかったら。聞こえてました。ありがとうございます」としてやったりの表情に。続けて「私の父も母も80代になりました。僕は父親の背中を見て『かっこいい父さんだな』と思ったのが、少しずつ背中も小さく丸くなってきた上に、まず目が見えなくて、メガネをかけるようになった。そこから耳が遠くなったなっていうのは実家に帰るたびに思うんです。まだ母の方はしっかり聞こえてるようなんですけども、それでもたまに会話で途切れる時には、たぶん聞こえてないのかなって思います。そう思うと、やっぱり他人事ではない」としみじみと口にした。

ヒデ自身も来月で53歳になる。「僕自身も少しずつ聞こえづらくなってきたなっていうのがあるんです。自分としては気を付けてはいるんですけども聞こえていないという前提で、もう少しやっぱり分かりやすくはっきり話さなきゃいけないなっていうシーンは家族間であります」と心がけを明かす。また、年下の妻については「僕がお小遣いの話をすると急に耳が遠くなる」とボケて笑わせた。

最後にヒデは「できたことができなくなったり、聞こえていたことが聞こえなくなるっていうのは本当にストレスだと思う」とじっくり口にする。そして「うちの相方もギャグが面白かったんですけどギャグが作れなくなってきたりとか…」と真剣な表情で相方・ワッキーをイジって会場の笑いを誘っていた。

イベントには、石倉三郎、柳田ありす、ジェームズ小野田(米米CLUB)、市井紗耶香上西恵搗宮姫奈大和田南那矢作有紀奈武智大輔、大村和明、Maica、武田知大監督も参加した。

短編映画『気づかなくてごめんね』は、3月中にYouTubeで公開される。

高齢期の難聴がもたらす認知症の誤認や、老年期のうつや社会的孤立のリスクを低減させるために聴こえのフレイル=「ヒアリングフレイル」について社会へ広く啓発していくことを目的に開催されたイベント。この日は、難聴がもたらす認知症誤認のリスクを知らせるための短編映画『気づかなくてごめんね』の試写会とジャズライブイベントが行われた。

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