「東京文化会館 リラックス・パフォーマンス~世代、障害をこえて楽しめるコンサート~」を11/26に開催

「東京文化会館 リラックス・パフォーマンス~世代、障害をこえて楽しめるコンサート~」を11/26に開催

芸術文化とウェルビーイングをすべての人に届け、誰もが自分らしく生き生きと暮らせる社会の実現に向けて、東京文化会館では、障害や年齢、社会的背景にかかわらず多様な人々が音楽やアート活動に参加し、共に楽しめることを目的にした「コンビビアル・プロジェクト」を推進しています。

その一環として、2023年11月26日(日)に「東京文化会館 リラックス・パフォーマンス~世代、障害をこえて楽しめるコンサート~」を開催します。

2020年から開始した「東京文化会館 リラックス・パフォーマンス」。今回は3年ぶりの大ホール開催となります。「オーケストラで味わう 音楽の森」をテーマに、自然や森の生物たちに関わる曲目を、角田鋼亮指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏でお届けします。

リラックス・パフォーマンスは、通常の公演と異なり、障害・世代などをこえてあらゆる人が安心して音楽を楽しめる公演です。

リラックス・パフォーマンスの「リラックス relaxed」は“寛容な”という意味があり、欧米で近年定着してきている公演形態です。

発達障害や自閉症などにより劇場や音楽ホールでの従来の音楽鑑賞に不安がある方、「鑑賞マナーが厳しくて行きにくい」と思われる方や、クラシック音楽が初めての方、聴覚に不安のある方も一緒にお楽しみいただけるように、様々な工夫やサポートを用意しています。

○客席の照明を完全に暗くしません。
○上演中に休憩が必要になった場合は客席外に出ることができます。途中で席に戻ることもできます。
○席に戻りづらい場合や、一時的に席を移動したい場合にお座りいただけるフリーエリアがあります。
○公演の約3週間前に、プログラムとご家族・介助者のためのガイドをウェブサイトに公開します。
○初めての方にもわかりやすいナビゲート付きの公演です。
○難聴・失聴の方向けに、振動で音楽を感じられる体感音響席や、補聴器・人工内耳へ舞台上の音を効果的に伝えるヒアリングループ席、字幕タブレットの貸し出しがあります。
○手話通訳があります(受付や場内のほか、舞台上のトークの通訳あり)。
○4歳から入場可能です。

●チラシとプログラムは、TOKYO SOCIAL DESIGNとアーティスト佐々木卓也さんと協働し、製作しています。

【公演情報】
https://www.t-bunka.jp/stage/19195/
日時:2023年11月26日(日)14:00~15:00(13:00開場)休憩なし
会場:東京文化会館 大ホール(JR上野駅公園口前)

【出演】
指揮:角田鋼亮
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ナビゲーター:古橋果林(東京文化会館ワークショップ・リーダー)
手話通訳あり

(中略)

●ヒアリングループ席
「ヒアリングループ」(「磁気誘導ループ」、「磁気ループ」とも呼ばれます)を用いると、マイクを通した音声を直接補聴器や人工内耳へ伝えることができ、声や音楽をクリアに聞くことができます。ループの音は補聴器や人工内耳のTモード、または専用受信機で聞くことができます。

お使いの補聴器や人工内耳がTモードに対応しているか、またTモードに切替る操作方法については、ご自身で予めご確認のうえ、チケットをご購入ください。(メーカーや機種によっては、Tモードに対応していません。)

※専用受信機の貸出をご希望の方は、「受信機貸出あり」のチケットをご購入ください。数に限りがございますので、予めご了承ください。

●ポータブル字幕席
小型タブレット端末を用い、ワークショップ・リーダーの進行(発言)内容を文字化して手元でご覧いただけます。

本公演では、一人一台、遮光処理を施した専用タブレット*を貸出し、トークの内容や曲名、場内アナウンスなどを文字で配信いたします。

*「UDCastLIVE(ユーディーキャスト・ライブ)」演劇やパフォーマンスなどで、舞台の進行に合わせて字幕を提供するアプリケーション。

◎『あらゆる人が音楽で交流できる社会をめざして』
東京文化会館ではアートによる多元共生社会の実現に向けて、社会包摂につながる様々な取り組みを行っています。
https://www.t-bunka.jp/about/on_stage.html

リンク先はPR TIMESというサイトの記事になります。
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