耳の不自由な方が使う最新の機器を集めた展示会が岩手県盛岡市で開かれています。近年の技術革新で様々な機器が登場しています。最新の展示会を取材しました。
(城戸今日子アナウンサー)
「こちらは言葉が目に見えて伝わる最新機器です。実際にやってみます。…こんにちは。岩手朝日テレビです。よろしくお願いします。…このように言葉がスルスルとラグがなく伝わっていきます。」
言葉とともに関連する画像を映し出すことも可能で、耳が不自由でも相手がしゃべっている内容を視覚的に理解できます。19日から、盛岡市内で始まった展示会。聴覚障害者をサポートする最新機器、およそ30点が展示されています。
(城戸今日子アナウンサー)
「こちらでは緊急時に耳が聞こえない人が使えるアプリも紹介しています」
その名も、電話お願い手帳。緊急時に自分に代わって電話するよう聴覚障害者が周囲に助けを求めるもので、筆談より短い時間でやりとりができます。
(県立視聴覚障がい者情報センター稲葉亘所長)
「情報の取得というのは聞こえる人も聞こえない人も等しく同じ情報が同じタイミングで
取得できるというのが本来あるべき姿だと思っている。なかなか社会の仕組みがまだまだ追いついていないのでその落差を少しでも縮められるように情報機器などで補えるところは便利に補っていければと思う。」
この展示会は28日まで開かれています。
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