「親の耳が遠くなってきた気がする」「認知症のはじまり?」と不安な人へ。老年科専門医からのアドバイス

「親の耳が遠くなってきた気がする」「認知症のはじまり?」と不安な人へ。老年科専門医からのアドバイス

高齢になった親の耳が遠くなった気がする、実家のテレビの音が大きいと感じる……。

そんな経験がある方も、多いのではないでしょうか? 

今回は、難聴と認知症との関連、耳が遠くなった方とのコミュケーションのポイントについて、山田悠史先生に聞きました。

編集:高齢になった親の耳の遠さを実感する方が多く、難聴と認知症との関連を気にされている方もいるようです。

山田:なるほど。私は耳鼻科医ではありませんので、老年医学の専門医としての視点でお話したいと思います。「視覚」「嗅覚」「聴覚」の中で、高齢者に起こる最多の問題が聴覚障害、いわゆる「難聴」です。特に加齢による難聴はかなり頻度が高く、高齢者の3~4割に発症すると言われています。

編集:想像より多いです!

山田:そうですよね。ほぼ2人に1人に近い世界ですから、程度の差はあれ、多くの方が経験する症状だということが、おわかりいただけるのではないかと思います。そして、難聴と認知症発症リスクとの間には、強い相関が知られています。

リンク先はmi-molletというサイトの記事になります。
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