「電話お願い手帳」役立てて NTT西日本佐賀支店、佐賀県聴覚障害者協会に

「電話お願い手帳」役立てて NTT西日本佐賀支店、佐賀県聴覚障害者協会に

NTT西日本佐賀支店(國本裕久支店長)は1日、耳や言葉が不自由な人が電話連絡で周囲に協力を求める際に活用する「電話お願い手帳」を佐賀県聴覚障害者協会(中村稔理事長)に120部贈った。伝えたい内容が載ったページを開いて相手に用件を知らせることができる。

手帳は縦13センチ、横8・5センチで約100ページ。「病院へ連絡していただけますか」「避難場所に案内してください」などの依頼文が並ぶ。用件をその場で記入できるページも設けられている。ウェブ版やアプリ版も提供している。

佐賀市の同協会で贈呈式が行われた。國本支店長は手話であいさつし「避難の際など、とっさの時はスマホより紙の方が早いこともある。多くの方に少しでも力になれたら」と述べた。目録を受け取った中村理事長は「スマホや紙など選択肢が広がりありがたい。社会の変化に合わせて活用していきたい」と感謝した。

電話お願い手帳は、県や20市町、県立ろう学校などにも贈呈される。(松尾綺子)

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