生まれつき片耳だけ難聴の子供もいます。
その場合、どうすればいいのでしょうか。
この問題は想像以上に難しいです。
片側の聴力だけが失われた場合、通常は何らかの補助装置をつけることが目標となります。
このような場合、難聴を治療することに医学的な理由はありません。
しかし、生まれつき一側性難聴の子供の場合は事情が異なります。
「一側性難聴については臨床的に不確かな点があります。実際に何をするのがベストなのか、ほとんどわかっていないのです。私たちはこの分野の研究を行っています」とカロリンスカ研究所臨床科学・介入・技術部の研究者であるフィリップ・アスプは言います。
一側性難聴の子どもたちは、言葉を聞き、話すことを学びます。
しかし、このような子どもたちは社会から排除されるリスクが高く、言語発達が不十分で、学校生活を繰り返さなければならない可能性があることが、長年の研究で明らかになっています。
リンク先はKarolinska Instituteというサイトの記事になります。(英文)