2025年から聴覚専門医による診断・治療サービスをメディケアでカバーし、医師の指示要件を撤廃することで、受益者の聴覚専門医へのアクセスを改善する新しい法案が、7月19日にエリザベス・ウォーレン上院議員（民主党）、ランド・ポール上院議員（共和党）、チャールズ・グラスリー上院議員（共和党）により提出されました。
2023年メディケア聴覚アクセス改善法は、メディケア＆メディケイド・サービスセンター（CMS）からの意見を反映させた、前議会で提出された同様の法律の更新版です。
この法律は、米国聴覚学会（AAA）、米国聴覚医学会（ADA）、米国言語聴覚協会（ASHA）によって承認されています。
新たに再提出された法律：
・2025年から、聴覚専門医が提供する診断と治療の両方のサービスをメディケアの対象とする。
・AB modifierの使用に関連した請求拒否に対処し、受益者が聴覚専門医へのアクセスを改善できるように、医師の指示要件を削除する。
・聴覚専門医をメディケア法上の開業医に再分類し、現行の2024年12月31日の権限失効後も、遠隔医療によるサービス提供を可能にする。
同様の法案は、前議会において超党派の両院議員による大きな支持を獲得しており、最近では第117議会に下院で54名、上院で8名の賛同者を得ました。
リンク先はアメリカのHearing Trackerというサイトの記事になります。（英文）
