骨伝導聴覚装置の音声認識に対する高周波利得と最大出力の影響: 盲検試験

骨伝導聴覚装置の音声認識に対する高周波利得と最大出力の影響: 盲検試験

概要
はじめに
骨伝導補聴器(BCHD)は、骨と軟組織を介した自然な音の伝達を利用し、音を取り込み機械的振動に変換する外部プロセッサを経由して直接蝸牛に伝える。

最大出力(MPO)や広い周波数帯域(FR)といった重要なパラメータは、BCHDを指示する際に考慮しなければならない。

目的
MPOとFRの特徴が異なる2つのサウンドプロセッサー(SP)の聴力性能と騒音下での音声認識をBCHDユーザー間で比較する。

材料と方法
この単盲検比較観察研究では、伝音性または混合性聴覚障害を持つ21人のBaha 4システムユーザーを評価した。

自由音場聴力測定と音声認識の結果は、以下の条件下で盲検下で収集された:非介助、Baha 5使用、Baha 6 Max SP使用。

結果
自由音場聴力測定では、0.25、3、4、6、8kHzでSP間に有意差が認められ、Baha 6 MaxがBaha 5を上回った。

Baha 6 Maxは、評価したすべての騒音下音声条件下で、Baha 5よりも有意に優れた音声認識を提供した。

経皮ユーザーと経皮ユーザーを分離すると、Baha 6 Max Attract SPが最良の結果を示し、自由音場閾値はBaha 5 Attractよりも大幅に低下した。

また、Baha 6 Maxは、AttractとConnectの両ユーザーにおいて、騒音下での音声認識を有意に改善した。

結論
本研究により、Baha 6 Maxデバイスの大きなMPOと広いFRが、BCHD実験ユーザーの高周波数利得を増加させ、音声認識を改善するのに役立つことが明らかになった。

(中略)

リンク先はOTOLOGY&NEUROTOLOGYというサイトの記事になります。(英文)

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