(福島 邦博 先生)
お子さんが補聴器を嫌がる理由の多くは「わずらわしい」こと。
それを乗り越えるためには「補聴器をつけると楽しいことがある」という体験を増やすことが大切です。
補聴器の装用には、保護者の笑顔が効果的です。装用できたらほめてあげましょう。
周りの人たちから「できたね!」「かっこいい!」「上手!」とほめられ、誇らしい気持ちになることが次に補聴器をつけるきっかけになります。
大好きな遊びをするときにはいつも補聴器をつける、というのもいいかもしれません。
音が出るおもちゃで遊んだり、好きなアニメのテーマ曲を一緒に聞くのも楽しい経験になります。
好きな色のカバーや、お気に入りのキャラクターのシールをつけることも役に立つでしょう。
朝、起きてから着ける補聴器が楽しい時間になりそうです。
フォナックのインスタグラムでは、お子さんが補聴器を装用している写真が世界中から集まっています。何かのヒントになると思いますのでぜひご訪問ください。
出典:Phonak社ホームページ
『子どもの難聴に関するQ&A』
監修:医療法人さくら会 早島クリニック
耳鼻咽喉科皮膚科 理事長 院長
福島 邦博 先生
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