「長寿の秘密」と腸内細菌 京丹後からの最新報告 内藤裕二・京都府立医科大学院教授が腸内細菌学会の講演で

「長寿の秘密」と腸内細菌 京丹後からの最新報告 内藤裕二・京都府立医科大学院教授が腸内細菌学会の講演で

なぜこのまちにはこれほど長寿の人たちが多いのか。

その秘密は、腸内細菌に影響するライフスタイルにあるのかも知れません。

日本屈指の長寿地域として知られる京都府の京丹後市。

そこで高齢者に寄り添いながら長期の調査研究にとりくむ内藤裕二・京都府立医科大学大学院教授が、最新の成果を6月末の市民公開講座で語りました。

内藤氏の講演は6月27日、東京都江戸川区のタワーホール船堀でひらかれた第27回腸内細菌学会学術集会・市民公開講座「腸活のすすめ」として行われました。

(中略)

皆さん、どういった人が早く年をとると思いますか。

生物学的老化スピードが速い人の特徴は、一番が、歩行速度の遅さ。

二番が、握力の弱さです。

筋力は極めて重要です。

また、バランス能力や聴力視力も重要です。

どのようにしたら筋肉を維持できるのか。

「牛肉を食べて筋力を維持できる」という発想は早く捨ててください。

大規模なデータで見れば、そんなデータは出ないと思っています。

握力が低ければ低いほど、認知症の発生率が高くなります。

聴力は、ほっておくと、どんどん生物学的年齢が進むということもわかっています。

情報が入ってきた方が老けない。

ぜひ、補聴器にもお金をかけてください。

耳から情報がちゃんと入ってくるということだけで認知症が予防できるからです。

リンク先は朝日新聞Reライフ.netというサイトの記事になります。
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