日本で洋画を鑑賞する際の「字幕離れ」が語られるようになって久しいが、アメリカでは英語コンテンツに英語字幕を付けるビジネスが成長しているという。
米ハリウッド・レポーターが報じた。
聴覚障害者主導の慈善団体Stagetextが2021年に実施した調査によると、18歳から24歳の80%が、何らかのデバイスでテレビを視聴する際、一部または全時間帯で字幕を使用しており、聴覚障害者はそのうちのわずか10%だったという。
このような変化は、特にアメリカ国内での放送だけでなく、世界中にストリーミングされるコンテンツなど、これまで以上に見るべきものが増えたことと重なる。
スタジオや動画配信企業が社内に字幕制作者を抱えることは珍しく、そのため、大半が世界中にいるフリーランスの字幕制作者に業務を委託している。
代表的な字幕制作会社の一つRevでは、毎年7万人から7万5000人のフリーランサーを国内外に抱え、大学生から専業主婦、長年業界で働いてきた定年退職者に仕事を発注しているという。
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