日本テレビ放送網
2025年4月3日 5:05
国立競技場で行われたデフサッカーの試合で、耳のきこえないアスリートたちへの“目でみる応援”が登場しました。
2日夜、国立競技場では、聴覚障害のあるデフサッカー男子日本代表と、サッカークラブ「クリアソン新宿」の親善試合が行われました。
日本代表は0対2で敗れましたが、サッカーの聖地・国立競技場でデフサッカーの試合が行われるのは史上初ということで、多くの観客が応援に駆けつけました。
デフサッカー男子日本代表キャプテン・松元卓巳選手
「デフサッカーという日の当たらない代表チームが、国立という夢の舞台でサッカーができる、本当に感謝しています」
この試合で、観客は「サインエール」という新しい応援方法にチャレンジ。両手をパーにして前に出す動きは「行け!」という意味です。
デフアスリートに伝わるようにと日本の手話をベースにつくられたもので、日本代表・松元選手は「聞こえない分、見えてわかるのはすごく大きなパワーになった」と話していました。
今年11月、東京で行われるデフリンピックの担当者は、多くの人に「サインエール」でデフアスリートを応援してほしいとしています。
最終更新日:2025年4月3日 5:05
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