原宿に「みるカフェ」 デフリンピック周知、デジタル技術で共生目指す

原宿に「みるカフェ」 デフリンピック周知、デジタル技術で共生目指す

デフ(耳が聞こえない)アスリートの国際スポーツ大会「デフリンピック」への関心を高めることを目的にしたコンセプトカフェ「みるカフェ」が11月15日から、原宿の「ECO FARM CAFE 623」(渋谷区神宮前6)に期間限定オープンする。

主催は東京都。

音声やキーボードで入力した内容を表示する「音声翻訳表示ディスプレイ」

デフは英語で「耳が聞こえない」を意味。

デフリンピックは聴覚に障がいのあるアスリートが参加し、補聴器などを外して競技を行う大会。

1924年にフランスで始まり、4年に1度春と夏に開催している。

2025年11月の第25回夏季大会は、東京を中心に日本で初開催される予定となっている。

若年層が集まる街であり、「新しい文化の発信地」である原宿で展開する同カフェでは、聴覚に障がいがあるスタッフと来店客がデジタル技術を活用することでコミュニケーションを取れるようにし、共生社会への理解を促すことを目指す。

同カフェでは、音声やキーボードで入力した内容を透明のディスプレーに表示する「音声翻訳表示ディスプレイ」、スマートフォンやタブレットで音声をテキストに変換したり手書き文字を表示したりできる「こえとら・SpeechCanvas」、手話と音声による双方向コミュニケーションシステム「Sure Talk」、髪の毛や耳たぶ、襟元、袖口などに付けることで振動と光で音の特徴を体に伝えるデバイス「Ontenna」などを体験できる。

店内にはアーティスト門秀彦さんの「手話アート」や、手話絵本、デフエンブレムモニュメントなどの展示や、過去のデフリンピックの映像の上映なども行う。

デザートや自家製パン、自社農園野菜、自家焙煎コーヒーなども提供する。

営業時間は11時~20時。今月26日まで。

リンク先はシブヤ経済新聞というサイトの記事になります。
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