耳が遠くなると認知発症や悪化のリスクも 加齢性難聴へ医師がお勧めする機器は?

耳が遠くなると認知発症や悪化のリスクも 加齢性難聴へ医師がお勧めする機器は?

テレビの音が大きくなった、話し声が聞こえづらくなってきたということで受診される方がいます。

難聴の治療は「補聴器です」と勧められても、皆さんは補聴器についてどのようなイメージがありますか? 

うるさい、聞こえづらい、高価であるなど、あまり良い印象はないかもしれません。今回は難聴と補聴器についてお話します。

年を取ると耳が遠くなるのは当然なので、仕方がないと考えている方も多いと思われます。

実際、難聴は30代から始まり、60代には約半数の人が難聴になるといわれています。

一方、世界保健機関(WHO)の発表では、難聴は認知症の発症や悪化のリスクであることが報告されています。

また、難聴のために社会生活が制限される結果、孤独になりがちになり、抑うつ状態になりやすいといわれています。

難聴は、治療により回復する場合もあれば、逆に困難な場合もあります。

中耳炎や耳垢(じこう)(耳あか)などは、治療で改善可能です。

急に左右どちらかの聞こえが悪くなった場合は、突発性難聴の可能性があります。

のような時は早急な受診をお勧めします。

両耳の聞こえが徐々に悪化する場合は、年齢による難聴、加齢性難聴が多いです。この場合は聴力の回復は難しく、補聴器が主な治療となります。

リンク先は沖縄タイムス+というサイトの記事になります。
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