聴覚障害者など音が聞き取りづらい人に対し旗を使って津波の危険をいち早く知らせる訓練が21日、福岡県北九州市で開かれました。
◆津波を視覚的に知らせる試み
北九州市若松区の海水浴場で行われたのは聴覚障害者や遊泳中の人に「津波フラッグ」と呼ばれる旗を使って津波の危険を視覚的に知らせる訓練です。
訓練は、地震で津波が発生したことを想定し聴覚障害者など約50人が参加しました。
◆「東日本大震災」を教訓に2020年から運用
担当者が赤と白の格子模様の「津波フラッグ」を大きく振って危険を知らせると、参加者は急いで高台へ逃げ込みました。
「津波フラッグ」は、2011年の東日本大震災で聴覚障害者の死亡率が健常者よりも高かったことなどを理由に2020年から運用されています。
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