2024/10/26 18:15
来年11月に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック東京大会」の機運を盛りあげようと、26日、東京都内でイベントが開催された。
(右から)デフテニスの菰方里菜選手、車いすテニスの真田卓選手、タレントの足立梨花さんが来年のデフリンピック東京大会をPRした
イベントにはデフテニス女子の 菰方こもかた 里菜選手(同大)とパリ・パラリンピック車いすテニス男子日本代表の真田卓選手(TOPPAN)、タレントの足立梨花さんが参加した。
昨年の世界選手権の女子シングルスとダブルスの2冠に輝いた菰方選手は「デフテニスを通じて世界のいろいろな人とつながることができるのが魅力」とし、「(試合では)音の情報を得ることが出来ない。ダブルスでは、何球目にボレーする――などの形を事前に決めるような工夫をしている」と明かした。
真田選手は「2021年東京パラリンピックで障害に対する理解が深まった。デフリンピックも開催を通じて、より良い社会にするという風土がどんどん醸成されて欲しい」と述べた。
足立さんは「デフリンピックはこれまで海外だったので見る機会があまりなかったと思う。来年は生で試合を見たいし、この1年間で盛り上がりを作りたい」と話した。
関連キーワード
#TOPPAN
#日本
#東京都
リンク先は讀賣新聞オンラインというサイトの記事になります。