(福島 邦博 先生)
補聴器に人気のキャラクターがついていたり、キラキラと光るデコレーションが施されていたり。
お子さんが自慢できるような補聴器に装飾してあげてはいかがでしょう。
お友達やご兄弟が「○○ちゃんの補聴器いいな」とうらやましく思ってもらえたら毎日が楽しくなりますね。
聴児の場合、早期に補聴器を装用してよりクリアな音を聞き、また自分のしゃべる音と聞き比べて修正することが適切な発音(構音)の発達につながります。
したがって補聴器のより良い聞こえを確保することはまず大切ですが、それでも難しい構音が残る場合には、正しい構音の作り方を学ぶことで改善することもできます。
構音のための専門的な指導は言語聴覚士から受けることができます。
地域によっては通級指導教室、特別支援学級、特別支援学校、病院、通園施設などで指導を受けることができます。
構音には「慣れ」が必要で、練習には時間がかかるかもしれません。
周囲が褒めて励まし、温かい目で応援することが大切です。
フォナックのインスタグラムにも、アクセサリー感覚で補聴器を楽しむお子さんの写真がたくさん掲載されています。
聞こえに問題を抱えるのは難しいこともあり、迷いが生じることもあるでしょう。
一方で、何とかなると楽観することも大切です。
保護者の方がおおらかに構えていらっしゃれば、お子さんはご自分の可能性を自分らしく伸ばしていきます。
フォナックのインスタグラムには、そんな人生を謳歌する世界中の難聴者の姿もたくさん紹介しています。
また、フォナックのこども専用補聴器「スカイ」は、補聴器本体の多彩なカラーバリエーションに加え、耳に掛けるイヤーフックのカラーも複数の色からお選びいただけます。
きっとお子さんのお気に入りの組み合わせが見つかると思います。
出典:Phonak社ホームページ
『子どもの難聴に関するQ&A』
監修:医療法人さくら会 早島クリニック
耳鼻咽喉科皮膚科 理事長 院長
福島 邦博 先生
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