先天性サイトメガロウイルス感染症は、難聴や発達の遅れなどの重い障害が残るおそれがある。3月に初の治療手段として、抗ウイルス薬「バリキサ」が登場しました。
確実に治療につなげるため、早期発見の体制作りが急がれます。
この病気は、妊娠中にサイトメガロウイルス(CMV)に感染した母親から、胎児期にうつることで起こります。
代表的な症状は難聴です。
視力障害の原因となる網膜症、脳に髄液がたまる水頭症や、発達の遅れなども報告されています。
発症頻度は新生児の0・3%。このうち2割が、生まれた時点で何らかの症状がある「症候性」です。
残りの8割も、成長に伴い難聴などの症状が出ることがあります。
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