聴覚障がいの作り手集まった「マルシェ」 菓子や雑貨など60店〈宮城・多賀城〉
聴覚障害のある作り手が集まったマルシェが、3月24日、宮城県多賀城市で開かれました。
多賀城市文化センターで開かれたのは、菓子や雑貨など、約60の店が集まったマルシェ、「スロウ日和」です。
60店のうち半数が、聴覚に障がいのある耳の聞こえない作り手です。
会場では、出店者と来場客が手話でのコミュニケーションだけでなく、筆談やジェスチャーで商品の説明などのやり取りをする姿が見られました。
訪れた人
「おにぎりを買いました。こういう機会なかなかないので、子供だけではなくて親も、家族で参加できるいいイベントだなと思います」
出店者
「日常であふれていない手話でのやりとりが、(マルシェの中では)当たり前のようにある環境を見て、こういうふうに未来がなればいいなと思う」
「スロウ日和」を主催・自身も聴覚に障がいのある羽生裕二さん
「なかなか(聴覚障がい者への)理解が深まらないのは、普段から関わる機会があまりないからだと思うんです。1回でも関われば、そんなに肩ひじ張らなくても、意外と会話できるということを、自分で体感してもらいたいと思っています」
「スロウ日和」は去年に続き2回目の開催で、主催者は今後も、年に1回開催していきたいとしています。
リンク先は仙台放送というサイトの記事になります。