08月20日 17時20分
子どもたちに手話に親しんでもらおうと、手話と朗読で絵本を読み聞かせる催しが大分市で開かれました。
この催しは、子どもたちに手話に関心をもってもらおうと、大分県立図書館が県聴覚障害者協会とともに2か月に1回開いているものです。
20日は、子どもたちや手話を勉強している大人の合わせて20人ほどが参加し、幼いあおむしの成長を描いた「はらぺこあおむし」など3冊の絵本を図書館の職員による朗読と手話通訳者による手話で楽しみました。
この後、手話の勉強会が開かれ、絵本に出てきた飛行機は、親指と人さし指、それに小指を立てて体の前で斜め上に動かすと表現できることなどを学んでいました。
4歳と5歳の孫と一緒に参加した大分市の50代の女性は「子どもたちに手話を体験してもらいたいと思い来ました。お話も楽しく、手話の表現も生き生きとしていてとても勉強になりました」と話していました。
聴覚に障害があり、手話の通訳として参加した福光純さんは「子どもと目をあわせることを意識しました。私は耳が聞こえないので、絵本を朗読する声のタイミングにあわせながら通訳することを意識しました。声だけでなく、手話を見ることで手話を少しでも覚えてもらう、手話に触れるきっかけになったらいいと思う」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。