宮崎 NEWS WEB
10月06日 16時25分
3年後、県内で開かれる国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会で、手話などのボランティアのリーダーを務める人たちの研修会が宮崎市で開かれました。
この研修会は、3年後の2027年に県内で開かれる国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会で、聴覚に障害のある来場者や選手を支援するボランティアを養成しようと宮崎県などが開きました。
県内の手話サークルなどから65人が参加し、会場だけでなく、空港や駅をはじめ、おもてなし行事でも案内を行うなど、ボランティアのさまざまな役割が説明されました。
そして、選手らのニーズを聞き取った上で、ボランティアの配置を事前に検討し決めておく必要があるなど、これまでの大会であげられた改善点などを参考に準備を進めていくことを確認しました。
大会では、県内で手話などのボランティアおよそ600人を募る予定になっていて、6日の参加者は、場所や競技ごとのボランティアのリーダーの役割を担うということです。
参加した30代の男性は「みんなと気持ちを一つにして盛り上げていきたい。まずは自分の身近な人が手話や障害者スポーツを知るきっかけにもなればと思う」と話していました。
ボランティアの責任者を務める宮崎県聴覚障害者協会の盛田弘さんは「よい大会にできるよう、おもてなししたい。大会を通じて手話への理解が広がり、その後も支援の輪が広がるようにしたい」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。