研究者は脳の領域全体で聴覚知覚を追跡する

研究者は脳の領域全体で聴覚知覚を追跡する

2025年3月12日
イェール 大学

外部聴覚刺激に対する意識的な認識を生み出すために提案された神経メカニズムのシーケンス。クレジット: NeuroImage (2025)。DOI: 10.1016/j.neuroimage.2025.121041


意識的に知覚する音は、知覚しない音とは異なる影響を脳に与えることが、最近のイェール大学の研究で明らかになった。

この研究では、研究者らは、ホワイトノイズを背景に、感知できないほどの強さから完全に聞き取れる程度の強さまでさまざまな音を被験者に聞かせた。被験者らは発作モニタリングを受けている患者でもあり、脳の表面に電極が埋め込まれていたため、被験者が音を聞いている間の詳細な脳活動を記録することができた。

「音が意識的に知覚されると、脳の広範囲に渡って活動の波が流れることを発見した」と、イェール大学医学部のマーク・ラフリッジ・アンド・ミシェル・ウィリアムズ神経学教授で、NeuroImage誌に掲載されたこの研究の主任著者であるハル・ブルーメンフェルド氏は述べた。

「しかし、同じ音が意識的に知覚されなかった場合、脳の活動は聴覚皮質の周りの小さな領域に限定されました。」

この活動は視覚知覚で観察されたものと似ており、2つのシステムの間に共通の神経メカニズムがあることを示唆している。この発見は、感覚知覚中に脳内で何が起きているかについての研究者の理解を深め、人間の意識の神経学的基盤を解明するものである。


詳細情報: Kate L. Christison-Lagay 他「聴覚意識知覚の神経活動」NeuroImage (2025)。DOI : 10.1016/j.neuroimage.2025.121041

ジャーナル情報: NeuroImage 


イェール大学 提供


リンク先はイェール大学というサイトの記事になります。(原文:英語)


 

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