聞こえの用語集

【障害者総合支援法】

障害のある人が基本的人権のある個人としての尊厳にふさわしい日常生活や社会生活を営むことができるように、必要となる福祉サービスに関わる給付・地域生活支援事業やそのほかの支援を総合的におこなうことを定めた法律です。

聴覚障害の方の支援では重度難聴、高度難聴の方が対象となります。

身体障害者手帳の取得が必要となりますが、補聴器や補聴援助システム(この法律内で補装具と呼びます)の購入や修理にかかった費用から、所得に応じた自己負担額を差し引いた額を補装具費として市町村から支給されます。

申請者は原則として補装具の購入または修理に要する必要額の1割を負担します。(所得に応じて月額負担上限額あり)

この支援を利用するには、市町村の障害福祉窓口や都道府県が指定する指定相談支援事業者などへの相談が必要となります。

<参考>知っておきたい聞こえの豆知識「補聴器購入時に公的な援助や補助金、保険などはありますか?」