書籍『ファンタジア』

書籍『ファンタジア』

悲しい気持ちや、何故?というやるせない怒りの気持ちがうまれることの多い不安定な空気の中で、今自分にあるもの、自分に出来る事に目を向けることを続けてきましたが、簡単ではないですよね、ほんと。

私はついつい暗くなる方に足を引っ張られてしまいがちです。

そんな時にムナーリのこの言葉を思い出すようにしています。

 『ある人が将来クリエイティヴな人間になるか、あるいは単なる記号の反復者になるかは教育者にかかっている。ある人が自由に生きるのか、それとも条件づけられて生きるのかは人生の初期段階をどのように過ごしたか、そこで何を経験し、どんな情報を記憶したか、ということにかかっているのである。大人たちは未来の人間社会がかかっているこの大きな責任に気づくべきではないだろうか。』

 これはムナーリの『ファンタジア』という本の中の一文です。

これを丸々暗記して思い出しているわけではないのですが、最後の1文、未来の人間社会が関わっていることへの大きな責任という言葉をいつも思い出すようにしています。

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