2024/11/09 17:11
パラ競泳の日本選手権は9日、滋賀県草津市で開幕し、男子100メートル平泳ぎ(知的障害)はこの種目でパリ・パラリンピック銅メダルの山口尚秀(四国ガス)が制した。男子50メートルバタフライ(視覚障害S11)はパリ・パラ2冠の木村敬一(東京ガス)が優勝。木村は「パリが終わってからまだそんなに練習できていなかったが、地元の滋賀でしっかりと泳ぐことができてよかった」と振り返った。来年4月に日本で開催される国際大会に出場する意向を示し、「パラの国際大会が日本で開催されるのはすごくうれしい。たくさんの人に見に来てほしい」と話した。
男子50メートルバタフライで力泳する木村敬一(9日)=近藤誠撮影
聴覚障害のクラスでは男子の茨隆太郎(SMBC日興証券)が50メートルバタフライと200メートル個人メドレーを制した。
茨はデフリンピックで過去金メダルを複数獲得した日本のエース。来年11月に日本で初開催されるデフリンピック東京大会に向け、「200メートルと400メートルの個人メドレーでは世界新記録を出して金メダルを取りたい」と目標を掲げた。
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