1980年代半ばのアーンドラ・プラデーシュ州中部、ゴーダーヴァリ川沿岸の田園地帯、ランガスタラム村。
チッティ・バーブは、モーターを使って田畑に水を送り込むことを生業にする労働者。
難聴で、他人の声がよく聞き取れない障害を持っているが、さほど気にせずに毎日を楽しく暮らしている。
彼は近所に住むラーマラクシュミに惚れて、調子はずれな求愛をする。
一方、村は「プレジデント」を自称する金貸し兼地主のブーパティによって牛耳られている。
チッティ・バーブの兄で中東ドバイで働いているクマール・バーブは、プレジデントが好き放題にする故郷の村の有様を帰省した際に見て心を痛め、州会議員ダクシナ・ムールティ(プラカーシュ・ラージ)の力添えで、村長選挙に立候補して政治家として村の生活を改善していこうと思い立つ。
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