手話言語アナウンサー・手話言語解説者・手話言語通訳者養成研修 第5回(最終回)までの研修がすべて終了しました!
スポーツ放送分野へのきこえない当事者の参画により、放送アクセシビリティやバリアフリーの仕組みの構築を目的として、ことし5月~8月まで全5回9日間に渡って行われた手話言語アナウンサー・手話言語解説者・手話言語通訳者養成研修が終了し8月18日(日)、ついに修了式を迎えました。
5月に行われた座学研修、6月に行われた関東ろう者体育大会での実習後は、6月30日(日)にオンライン研修にてデフリンピック・デフスポーツの背景や今後の展開について学び、7月20日(土)、21日(日)には、NHKディレクターの中野淳さんから「選手の魅力や競技の面白さをどのような表現で伝えるか」を、またNHKスポーツ実況アナウンサーの武本大樹さんからは「事前準備やスポーツ知識の習得、リサーチ」などなど、お二人からたくさんの知識と熱い講義をいただきました。最終回の8月17日(土)、18日(日)には(公財)日本スポーツ協会常務理事/国際スポーツ委員会委員長の山本浩先生より実況と解説についてのレクチャーをいただいて、最後の実技実習「模擬中継」を実施しました。グループに分かれての最終研修では、実況・解説・手話通訳のそれぞれが役割を担い、息の合った模擬中継を見せてくれました。全国から集まった今回の修了生 全49人(ろう者33人・きこえる人16人)は、今後各地で経験を積み、当事者が参画するスポーツ放送等によって情報アクセシビリティの向上を実現してくれることと心から期待いたします。
そして、今回、修了生選抜メンバーにより、9月15日(日)デフスポーツ中継の実況・解説・手話通訳を生放送でYouTube配信することが決定しました。全国ろうあ者体育大会の中継です。詳細は改めてお知らせいたします。みなさん、ぜひご期待ください!
※デフ=「Deaf」は英語できこえない人という意味です。












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