手話で親の買い物を手伝う
小学5年生、松下理音さん(11)と4年生の妹、佳冬さん(9)はテニスが大好きなきょうだいです。
2人の両親、哲也さんと母親の恵さんは、生まれたときから耳が聞こえないろう者です。
親子の会話は、手話が中心です。
スーパーで買い物するときには、お会計のとき、手話を使って恵さんを手伝います。
この日は店員が「袋なくて大丈夫ですか?」と聞いたのを受けて、2人が手話で恵さんに伝えたあと、「いらない」と店員にこたえていました。
母親の恵さん
「店員さんに、ポイントカードとか、レジ袋とか、言われるけど聞こえなくて。時間がかかり後ろに並んでいる人が気になります。ふだんは1人で買い物をするのですが、子どもがいて通訳してくれるときは助かったりしますね」
子どもにとって責任が重いことも
恵さんは、大人の集まりのときにはたいてい、手話通訳を手配しています。
しかし、急な場合は、手配ができないこともあります。
この日は地元のお祭りに向けた打ち合わせに急きょ参加することになったため、理音さんに通訳をお願いすることになりました。
打ち合わせでは祭りの衣装の話など、理音さんにとって初めて聞くことばもあり、手話でどう伝えれば良いか分からなくなってしまいました。
理音さんは、頭を抱えてしまいました。
理音さん
「伝えられなかったところが悔しかったけど、分からない言葉を言われたから、どうやって伝えれば良いかわからなかったから、そこが難しかった」
葛藤を感じる母の思い
娘たちに大きな負担を負わせてしまっているのでは。
恵さんは、一生懸命手伝ってくれる娘たちに感謝する一方で、これからは、子どもたちの時間を大切に、応援していきたいといいます。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。
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