補聴器を装用しはじめた重度難聴のこども。親がすべきことは何でしょうか?

補聴器を装用しはじめた重度難聴のこども。親がすべきことは何でしょうか?

(福島 邦博 先生)

楽しく一緒にお話しすることは、お子さんの心とことばの成長に大切です。

補聴器を使いながら楽しいおしゃべりの時間を過ごしてください。

お子さんの顔を見て話してください。

楽しい表情・悲しい表情等、声のトーンと一緒に表情豊かにお話しすることが大切です。

体に触れて話し始めるサインを送りましょう。

聞くことに注意を払うきっかけになります。

本の読み聞かせは大切です。

お話しの筋を追うだけじゃなくて、挿絵や最近の出来事等から話題を膨らませながらお話ししましょう。

実際にお子さんと一緒に見て、聞いて、触って操作しながら体験しましょう。

体験した「心の動き」を言葉に置き換えて感想を語り合うことも大切です。

心が動くとき(楽しい うれしい かなしい等)は、様々な学習を進める絶好のチャンスです。

お子さんと一緒にたくさんの感動を経験すること、そしてそれを語り合うことが一番大切なことです。

出典:Phonak社ホームページ
子どもの難聴に関するQ&A

監修:医療法人さくら会 早島クリニック
耳鼻咽喉科皮膚科 理事長 院長 
福島 邦博 先生

聞こえの基礎知識【未就学児編】(0~5歳)を読む
Back to blog

Leave a comment