熊本の高校生が「手話の甲子園」で優勝しました。
24日、鳥取で行われた「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」
各地域で行われた予選を通過し代表に選ばれた14チームが歌やダンス、演劇などのパフォーマンスで手話の正確さや表現力などを競いました。
九州沖縄代表として出場したのは、熊本市の熊本聾学校の手話落語部の3人です。
まずは1年生2人で前説です。
「お前、チャットGPT使っただろ」「ちょっとね」
話題の言葉も盛り込み、愉快な掛け合いを見せました。
2年生の茶屋道さんが演目「附子」を披露。
主人に怒られることを恐れ家来がうそをつく様子を多彩な表情やしぐさで表現しました。
「喋らない落語」の世界。
オチにも、現代の言葉が。
「よだれをすするんじゃないよ。ウソつきながらよくそんな目ができるな」
「この目ですか?おっしゃる通り、あたくし“ええアイ”(AI)でして…お後がよろしいようで」
そして審査の結果…。「熊本聾学校です」
軽快な言葉選びや、表情豊かな演技などが評価された熊本聾学校。7年ぶり2回目の優勝を果たしました。
■茶屋道麻琳さん(2年)
「なかなか校名がでてこなかったので泣きそうだったんですけど、最後に熊本聾学校と言われた時は嬉しすぎました。本当にありがとうございました」
リンク先は熊本県民テレビというサイトの記事になります。