抄録
目的
人工内耳埋め込み手術には、多様な術中テストが利用可能ですが、どのテストが最低限必要なバッテリーを構成するかについては合意がありません。本研究では、国際的な臨床専門家のパネルを組織し、コアコンセンサスの声明を開発、精査、および投票しました。
設計
文献レビューを使用して、現在使用されている術中テストを特定し、暫定的な声明のセットを作成しました。声明の評価と精査には、修正デルファイ法のコンセンサスパネル構造を使用しました。複数のインタラクティブな投票、評価、およびフィードバックのラウンドを通じて収束を図りました。
結果
最初の草案には29の暫定声明が含まれていました。最初の投票ラウンドで、15の声明についてコンセンサスが得られました。コンセンサスに達しなかった14の声明のうち、12は専門家のフィードバックに基づいて修正され、2は削除されました。第2回の投票ラウンドでは、修正された12の声明のうち10がコンセンサスに達しました。コンセンサスに達しなかった2つの声明はさらに修正され、第3回の投票ラウンドにかけられましたが、いずれもコンセンサスに達しませんでした。さらに、最終修正の際に、他の修正声明と重複しているため、もう1つの声明を削除することが決定されました。
結論
CI手術中の広範な術中テストを網羅する24のコアコンセンサス声明が最終的に生成されました。これらの声明は、品質の向上と外科的実践の均一性を達成するためのエビデンスに基づくガイドラインとして役立つ可能性があります。
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