(福島 邦博 先生)
まず、生活習慣などお子さんのできることを園の先生方とお話し合ってみてください。
その上で、聞こえのことで配慮してもらえると助かることを具体的に説明します。
経験したことのない難聴児への対応に先生方も不安に思っているものです。
お子さんのできることや、配慮する範囲が明確にわかると周囲の不安感は小さくなり、配慮の輪が広がりやすくなります。
園の行事や保護者の集まりにはできるだけ参加し、会話の中でお子さんの補聴器のこと、聞こえのことを素直に話すようにしてみてください。
他の保護者の理解も広がっていくと思います。
具体的な説明に役に立つ資料は下記でも入手できます。
【難聴児童生徒へのきこえの支援 補聴器・人工内耳を使っている児童生徒のために(財団法人日本学校保健会)】
www.gakkohoken.jp/uploads/books/photos/a00035a4d8026657a6b6.pdf」
出典:Phonak社ホームページ
『子どもの難聴に関するQ&A』
監修:医療法人さくら会 早島クリニック
耳鼻咽喉科皮膚科 理事長 院長
福島 邦博 先生
聞こえの基礎知識【未就学児編】(0~5歳)を読む