ろう学校で手話が禁じられていた戦前に、手話教育を守ろうとした教育者を主人公にした自主製作映画「ヒゲの校長」が、話題となって全国各地で上映されている。
2022年10月の初公開から8カ月で上映回数は約90回に上った。
撮影が滋賀県や京都府などで行われた作品で、監督は「手話に興味を持つきっかけになれば」としている。
ヒゲの校長は、大正末期から昭和初期が舞台。
当時、ろう学校では口の動きで会話を理解する「口語」が推進され、手話による教育は否定されていた。
一方で口話だけでは十分な教育は行えず、大阪の聾唖(ろうあ)学校の校長だった高橋潔氏が、それぞれの子どもに合った教育を目指し、手話教育を守り続けた姿を描く。
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