聞き取りや発音に悩みを抱えている人などを対象に「話しことばのリハビリ」講習会が館林市内で開かれました。
この講習会は聴覚障害や言語教育などを専門に研究している関東学園短期大学教授の原田英一さんが代表を務めるヴェルボトナル言語教育研究所が初めて開いたものです。
講習会には聞き取りや発音などに悩みを抱える人やその保護者また教員など約50人が参加しました。
講習会ではまず代表の原田さんが「リズム・イントネーションと聞き取り理解」と題して講演しました。
原田さんは難聴の子どもは抱っこして話しかけると振動で言葉の理解が深まることや視覚の刺激を抑えることが言語の発達には重要であることなどを説明しました。
続いて元県議の泉澤信哉さんが吃音の当事者として講演しました。
泉澤さんは歌うように話すことで吃音を克服した経験を元に参加者とともにドイツ語の歌を合唱し滑らかな歌声を披露しました。
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