2025/03/03

「はたちの宣誓」をする小林さん(左)と古川さん
松本市聴覚障害者協会は2日、松本市双葉の市総合社会福祉センターで「手話で祝う はたちの集い 信州2025」を開いた。県内の聴覚障害のある若者を祝う2年に1回の集いで、20歳と21歳を迎えた8人が恩師や先輩ら約60人から祝福を受けた。
作業所勤務の小林陸斗さん(20)=松本市=と、会社員の古川りのさん(20)=上水内郡飯綱町=が手話ではたちの宣誓をし、「手話で自分の意思を伝えていくために、仲間や先生たちとよりよい社会をつくっていきたい」と語った。
松本ろう学校の教諭10人が「フレーフレー、松ろう(松本ろう学校)」など大きな声でエールを送る場面もあった。
協会の丸山達也会長(29)=松本市双葉=は「ろう学校までは聞こえる人との関わりが少なく、社会に出てつらいこともあると思うが、楽しい人生を送ってほしい」と願っていた。
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