#埼玉県#社会にいいこと#医療・福祉#動物#障害者#犬
日本聴導犬推進協会
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は支援金を受け取ります(All in 方式)。原則、支援のキャンセルはできません。支援募集は10月31日(木)午後11:00までです。
プロジェクト本文
聴導犬の育成・普及推進施設に、
犬たちが安心して
訓練&運動できる環境を!
日本聴導犬推進協会は、聴導犬の育成や、聴導犬を必要とされている方への支援を行っています。聴導犬や候補犬は、動物愛護センターや動物愛護団体などに保護された犬たちなどが活躍しています。
昨年は大変多くの皆様から、“聴導犬育成のための専用施設の建設”へのご寄付にご協力いただき、建物を建てるために必要な費用を集めることができました。おかげさまで無事、2025年5月*の開設に向けて、各種準備を進めることができています。
温かい応援のお言葉に励まされながら、施設開設への難関を一つひとつクリアしていますが、建物の外側にかかる外構工事費用約2400万円のうち、あと1000万円ほどが不足しています。
犬たちが安心して訓練や運動を行える芝生スペースの整備や、柵や門の設置、アスファルトの工事など、犬も人も安全に過ごせ、出入りできる環境を作らなければなりません。
そこで今年も、より多くの方に聴導犬のことを知っていただけるように努めながら、広くご協力をお願いするクラウドファンディングを立ち上げました。
聴導犬とトレーナーの育成にしっかりと取り組める施設にするために、第一目標金額は、外構工事の中でも最優先である「犬たちのトレーニングスペースの整備」のための費用に充てさせていただきます。
聴導犬を増やすことで聴覚障がい者福祉を増進させられるように、また、保護され、聴導犬として育成される犬たちの未来のためにご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。
*資材高騰の影響により建設業者の選定に時間を要し、施設開設の進捗が当初予定より5ヶ月ほど遅れております。建設業者が決定次第、2024年10月頃から工事開始予定です。何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
聴導犬と日本聴導犬推進協会について
聴導犬は、耳が聞こえない方や聞こえにくい方に、室内では、インターフォンや目覚まし時計、家電製品など音からもたらされる情報を伝えます。
外出中は、後ろからくる車や自転車の音などを知らせることで、聴覚障がい者が安心安全な状態で外出できるようにします。
【メッセージの着信音を知らせる】
【家の中で家族が呼んでいる時、聴導犬が伝達役となって呼んでくる】
日本聴導犬推進協会では、聴導犬の育成を通じて、聴覚障がい者の方が聴導犬と共に自立した生活を送ることができ、社会参加するためのサポートを行っています。
聴導犬を育成するための基礎訓練や聴導動作訓練、合同訓練を実施するほか、聴導犬希望者からの相談を受け、聴導犬との生活や社会参加についてのサポートを行い、認定試験終了後に聴導犬を貸与します。
また、聴導犬を訓練するための専門的な技術と知識の教育を通じて、聴導犬訓練士を増やす活動や、教育現場などで聴導犬に関する必要な情報を伝えるための授業なども行っています。
朝起こす、着信音を知らせるなど、家の中での訓練の様子
新施設の必要性と外構工事について
聴導犬希望者のニーズを考えれば、聴導犬の育成を7〜8頭は行い、年に2〜3頭の聴導犬育成を進めていくのが目標かつ、啓発・PR活動を担う犬たち2頭にも同じ拠点で活動してもらいたいというのが理想です。
そのため、合計10頭程度が過ごせるスペースが必要なのですが、現在は5頭が限界です。
埼玉県ふじみ野市に建設する聴導犬の育成・普及推進施設は、現在の建物の2.5倍の広さで、敷地は約10倍になります。
聴導犬の育成・普及推進施設の開設は、聴導犬とトレーナーの育成をしっかりできる環境を整え、聴導犬と聴覚障がい者の方が、暮らしやすい社会を実現していくための私たちの悲願です。
完成イメージ図:広いトレーニングスペースでは、訓練の様子を聴導犬希望者や見学者、研修者も見ることができるようになります。
今回のクラウドファンディングでご支援をお願いする外構工事は、犬も人も安全に過ごすために欠かせません。目指す形での施設完成に向けて、皆様の後押しをどうかよろしくお願いいたします。
外構イメージ図
【ポイント】
外で安全に訓練や運動ができる
トレーニングスペース
足腰に負担のかからないよう人工芝を敷設。
73㎡の広々とした芝生を犬たちが
安全に動き、走れるスペースにします。
脱走防止の柵も設けます。
聴導犬希望者や見学者向けの駐車場
施設予定地は雑木林のため、
全面的な基礎工事を実施。
排水設備の整備、アスファルト舗装を行い、
7台分の駐車スペース、
4台分の駐輪スペースを設けます。
門扉・フェンス
180坪の土地を外周を囲うフェンスと、
出入り口の門を設置します。
〈クラウドファンディング概要〉
第一目標金額:350万円
・人工芝のトレーニングスペース整備費用
第二目標金額:500万円
・施設外周のフェンス設置費用
第三目標金額:750万円
・アスファルト舗装費用
〈今後のスケジュール〉
2024年10月:造成
2025年3月:完成検査
2025年5月:引渡し、開所
※本プロジェクトはAll-in方式での挑戦となります。支援総額が期日までに目標金額を達成しなかった場合でも、自己資金やクラウドファンディング以外での寄付金で補填するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行いたします。
皆様とともに聴導犬を広めていきたい
聴導犬は、まだまだ知られていないのが現状だと感じています。
私たちはクラウドファンディングを通して、聴導犬についてもっと発信し、多くの方に知っていただき、応援していただけたらと考えています。
ようやく見つかったふじみ野市の土地では、すでにたくさんの地域の方々や学校さんなどとのつながりが生まれ、「早くできるといいね」という励ましの声や「こんなことをしたいね」というご期待の声などをいただいています。
協会設立時からの目標であった、聴導犬の育成・普及推進施設をなんとしても目指す形で実現したいです。
初めて読んでくださった皆様も、いつも応援してくださる皆様も、温かいご寄付でのお力添えをどうかよろしくお願いいたします。
職員からのメッセージ
日本聴導犬推進協会 事務局長・育成事業部
水越 みゆき
この度は、当協会の施設建設に関心を持っていただきありがとうございます。
準備に準備を重ね、もうすぐ着工を迎えるところまで進んできました。協会を支援してくださっている皆さまからも、「もうすぐできるね。楽しみにしています」とのお声をいただいております。
良質な聴導犬の育成を進めていくために、聴導犬のことを知っていただき聴導犬と使用者さんが積極的に社会参加することができるように、犬たちに準備できる最高のトレーニング環境を、人が集い活動しやすい環境を。
今後のさらなる活動を飛躍させるために、私たちの悲願を達成させるために、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
応援メッセージ
聴導犬ユーザー
中條 さま & 聴導犬 次郎
協会の事務所で初めて聴導犬候補の次郎さんと対面したとき、狭い部屋で絶賛換毛期中の次郎さんの毛が盛大に舞う中、聴導犬とは何か、ユーザーにどのような責任があるか、を真剣なまなざしのスタッフからみっちりと教示いただいたことを覚えています。
その後、無事に訓練を終えて聴導犬ユーザーとして認定され、貸与7年目になりました。育成にかかる費用が1頭あたり300万円(しかもほぼ寄付金)と聞きまして、それはもう大事に大切に、次郎さんに出勤依頼しつつ、共に職場に通い、授業や出張をこなしています。
聴導犬認定後もアフターケアなどで事務所に通っていますが、住宅街にある駐車場もない事務所を訪れるたびに、ご近所にご迷惑ではとひやひやします。新しい施設は駐車場が計画されていることから、安全に訪問することができるようになり、私としてもほっとする思いです。
多くの方が訪れやすい施設になることを願います。
難聴うさぎさま
こんにちは、難聴うさぎです!
今回は、聴導犬育成のための新施設の外構工事費用を集めるクラウドファンディングに初めて参加することになりました。聴導犬は、私たち難聴者にとって大切なパートナーで、日常生活に大きな安心と支えをくれます。
昨年のクラウドファンディングで、埼玉県ふじみ野市に新しい施設の建設が始まったけど、外構工事費用がまだ足りなくて、あと1000万円が必要なんです。今回集めたいのは、犬たちの運動スペースや柵、門、アスファルトの工事費用です。
皆様の支援が、聴導犬の育成と彼らが活躍するための環境作りに本当に役立ちます。私もSNSで発信を頑張るので、ぜひ温かいご支援と応援メッセージをお願いします!協力してくれると本当に嬉しいです。
明治安田団体年金サービスセンターさま
私たち明治安田団体年金サービスセンターでは、10年以上にわたり日本聴導犬推進協会の取組みに賛同し、交流を深めてまいりました。
毎年、募金やグッズ販売の実施、聴導犬の育成のための古タオルの提供のほか、聴導犬のデモンストレーションを全国の支社の仲間とともに拝見する等、様々な形で協力してまいりました。
今回のクラウドファンディングは、聴導犬育成専用施設の外側部分の工事の費用の一部を集めることを目的としています。犬も人も安全に過ごせ、出入りできる環境を整備することは大切なことだと思います。
日本聴導犬推進協会の取組みに、ぜひみなさまもご賛同いただき、クラウドファンディングへの参加を通じて、聴導犬とトレーナーの育成環境の整備へむけた、みなさまのご支援をよろしくお願い申しあげます。
私たち明治安田団体年金サービスセンターは、日本聴導犬推進協会のクラウドファンディングへの取り組みを、心から応援しております。
一般社団法人 アニマル・リテラシー総研 代表理事
(公社)日本聴導犬推進協会 副理事長
山﨑 恵子 さま
(公社)日本聴導犬推進協会がようやく新たな施設の建設に取り掛かるめどが立ちました!思えば長い道のりでした。我が国で最も古い聴導犬育成団体である聴導犬普及協会として誕生した同協会は、長い間最低限の資源で運営されてきました。借家住まいという環境の下で訓練を行い、職員は最低賃金をももらうことができぬような時期も経験してきました。
しかし、その中でも確実に多くの聴導犬をデビューさせ続けられたのは関係者が皆手弁当で支え合ってきたからであると確信しています。
長年の夢であった「公益」という名称を何とかいただくことができ、次は犬たちの訓練環境を整えることであると考えております。長い間事務作業や訓練業務を何とか限られた空間で進めてまいりましたが、聴導犬の育成にさらに拍車をかけ、さらなる社会貢献をしていくためには、トレーニングセンターと胸を張って呼べるような施設を建設することが必要であることを関係者一同痛切に感じております。
良質な聴導犬を何頭も育成してまいりました(公社)日本聴導犬推進協会のこれからの発展のために、皆さまのお力をお借りしたいと思います。どうか若い職員たちの長年の夢の実現にご協力ください。私自身サポーターから理事、そして理事長を務め、現在は副理事長として協会に関わらせていただいております。
最も長い間職員たちの苦労を目の当たりにしてきた人間の一人として、心より皆さまにご支援のお願いをさせていただきます。よろしくお願いいたします。
税制優遇について
公益社団法人日本聴導犬推進協会に対する寄付金は、特定寄付金として税制上の優遇措置が適用されます。
○個人に対する税制優遇
所得税について、以下の優遇があります。
個人住民税について、都道府県又は市区町村が条例により指定した寄付金(公益法人に対する寄付金等)は、以下の金額が個人住民税の額から控除されます(税額控除)。
ア 都道府県が条例指定…(寄付金額-2,000円)×4%
イ 市区町村が条例指定…(寄付金額-2,000円)×6%
⇒重複指定であれば、(寄付金額-2,000円)×10%
[根拠条文:地方税法第37条の2]
※県民税の対象は、埼玉県にお住いの方となります。
区市町村税については埼玉県ふじみ野市のみが対象となり ます。
○法人に対する税制優遇
法人税について、法人が支出する寄付金は、その法人の資本金等の額、所得の金額に応じた一定の限度額までが損金に算入されます。
このとき、公益法人に対する寄付については、一般寄付金の損金算入限度額とは別に、別枠の損金算入限度額が設けられています。
※詳細はこちらのページをご確認ください。
<寄付金控除領収書の発行について>
寄付金控除型のリターンコースをご支援された方には、後日「寄付金控除領収書」を送付いたします。
寄付金控除領収書の発送日:
2024年12月中を予定しています。発行までお時間をいただきますが、予めご了承願います。
寄付金控除領収書名義:
ご支援時に記載いただく「リターンお届け先」を宛名として作成します。
発送先:
READYFORアカウントにご登録の「リターンお届け先」にお送りします。
寄付の受領日(領収日):
READYFORから当会に入金された日となります。2024年12月10日を予定しております。
|プロジェクトに関する留意事項
・ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
・ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
・寄付金控除領収書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力したお届け先の宛名と住所となります。
・なお、ご支援後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご支援時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金控除領収書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
・銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。
・本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、こちらから「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。
プロジェクト実行責任者:永村武美(公益社団法人 日本聴導犬推進協会)
プロジェクト実施完了日:2025年5月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
第一目標金額:350万円(人工芝のトレーニングスペース整備費用)第二目標金額:500万円(施設外周のフェンス設置費用)第三目標金額:750万円(アスファルト舗装費用)
リスク&チャレンジ
プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
伐採許可(9月中)/建築許可(11月中)/完了検査(3月中)/完成引渡し(5月中)/第2種社会福祉事業届・第2種動物取扱事業届(5月の引渡し時に変更届を提出)
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
申請中の助成金・自己資金・完成までに集めた寄付金
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プロフィール
日本聴導犬推進協会
1981年国際障害者年、アメリカのヒアリングドッグセンターでの実地研修を元に聴導犬の訓練を開始し、1983年に4頭のモデル犬を完成させる。翌年に埼玉県内の家庭に無償貸与し、日本で初めての聴導犬を誕生させ、その後も聴導犬の訓練と普及活動に励む。ここまでは日本小動物獣医師会指定の聴導犬訓練所「オールドッグセンター内日本聴導犬訓練所」で行うが、さらなる発展・飛躍の為、1999年の「聴導犬協会設立準備会」を経て、2000年3月1日に、日本小動物獣医師会の聴導犬委員会から独立し、「聴導犬普及協会」として、聴導犬の育成・普及活動に専念する為の協会を設立。さらに2003年11月、東京都と埼玉県に事務所を構え、任意団体からNPO法人へと変更。2015年6月、さらなる事業の発展を目指し、「一般社団法人 日本聴導犬推進協会」を設立し、事業を移行。2018年2月「公益社団法人 日本聴導犬推進協会」となる。
リンク先はREADYFORというサイトの記事になります。