聞こえの用語集

【耳小骨】

伝音系器官の一部で、鼓膜の奥の内耳に存在する3つの小さな骨のことです。

このうちの3番目の骨をアブミ骨といい、カタツムリの形をした蝸牛にはまっています。

鼓膜とアブミ骨の内耳にはまる部分の部分の面積の違いと、耳小骨の間の“てこ比”により、外耳道に入った音の圧は内耳に達するまでに約30倍に大きくなります。

<参考>エキスパートのはなし「市村先生に聞いてみた【その①】音が聞こえる仕組み」