聞こえの用語集

【純音聴力検査】

音がどれくらいきこえているか、耳鼻咽喉科で行われる基本となる聴力検査で、オージオメータという機械を用いてどれくらい小さな音がきき取れるかを調べます。

気導受話器(ヘッドホン)や骨導受話器を使い、機械からこえてくる「ピッピッピッ」というような高い音や、「ブッブッブッ」というような低い音が、かすかにでもきこえたらボタンを押します。

どの周波数の音がどの大きさできこえたかを記したグラフを「オージオグラム」と呼び、耳鼻咽喉科の先生が難聴の程度と種類を診断し、選択可能な治療法を判断するのに役立ちます。

<参考>エキスパートのはなし「市村先生に聞いてみた【その②】難聴