心に残るニュースについて

心に残るニュースについて

あなたの印象に残ったニュースは?

毎月3回は必ず更新しようと誓いを立てたブログが

今月まだ1度しかUP出来ていないことにさっき気が付きました・・

何事も継続が力なので、反省です。

 

さて、新しい感染症との出会いによって

世界中が混乱のさなかにありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

お読みいただく方も、読んでくださっている方の大切な方々も

健やかに過ごされていますように。

 

ところで前回の更新から3週間の間に、

素敵なこと、残念なこと、楽しいこと、

色々な情報がニュースとして伝えられていましたが

皆様にとって5月に記憶に残ったことは何でしたか?

 

私は常日頃、聴覚に関わる課題について考えていて

関連する情報を集めているので、

一番印象に残った(嬉しかった)ニュースは

動画に字幕が簡単につけられるようになった!という事でした。

落合陽一さんがTwitterで公開されたこちら

ご覧になられた方も多いのではないでしょうか

 

  

こちらの動画が公開された後、実に驚く速さで

様々なデバイスを使用した字幕化を色々なかたが公開されています。

「字幕を簡単につける」と検索すると、上記の落合さんの記事をはじめ

沢山出てきますので、気になる方は検索されてみてください。

 

盲ろうの方やディクレシア&聞きづらい方には

またこれでも十分ではない機能ではありますが、

オンラインの音声では聞き取りが難しい方などには

優れた機能ではないでしょうか。

 

困難を感じる方へのサポートが

色々な方のアイデアで生まれていき、広まっていく姿が

とても嬉しく印象的な月でした。

前々回のブログ記事でもお伝えしましたが

jino33.hatenablog.com

マスクの工夫や伝え方の工夫が

このまま定着していって欲しいなと願っています。

 

残念なニュースも沢山ありましたし

理不尽だなと憤慨することもありましたが

せっかくなので嬉しかった情報をご紹介しました。

字幕生成が出来たら良いな~と思っていらっしゃる方が

周りにいたら、是非ご紹介&チャレンジされてみてください!

 

発信していくこと、してほしいこと

この数か月、特に情報発信の責任という点について

様々な論議が沸いていると感じています。

 

「メディア」と呼ばれる方々にしかなかった

『情報の発信』という手段を、情報発信が仕事でない人たちにも

気軽に行えるようになって15年くらい経つでしょうか。

Twitterの登場が2006年なのでだいたいそのくらいですね。)

 

多くの人が発信力を持ったことに対しては

良い点・悪い点共に考えられますが

余りにも多くの情報が飛び交う中で

人の目を引くために、

(プロは視聴率のため、素人は自己掲示欲のためでしょうか)

過剰だったり異様だったりする見出しや内容が

外に出やすくなってしまって、その発信への責任を負わない人が

プロ・アマチュア含め多くなりすぎてしまっているのでしょうか。

 

良いことも悪いことも世の中に存在しているので

どちらかに偏ったことにはならないと信じたいのですが

言葉を無責任に発信しないこと、

発信されている言葉をすべて真に受けないこと。

 

1人1人の情報に対するリテラシー

=膨大な情報のなかから必要な情報を抜き出し活用する力が

これから先も重要になっていくなかで、

私もTwitterFacebookでは意識的に、

『誰かの役に立つかもしれない情報』にのみ

フォーカスして発信をしています。

 

『メディア』とは情報伝達の手段または媒体者という意味です。

JINOの聞こえの課題の解決を目指すという姿勢に合致して

マーケティングツールとしての使い方ではなく

正しい聞こえの情報・誰かの役に立てそうな情報 を

発信していきたいと思っています。

 

もしかしたら経営的には間違いかもしれないのですが、

こんな世の中だからこそ、自分たちから発信していく言葉

一つ一つに責任をもって発信を続けたいと思っています。

 

同時に、様々な困難に立ち向かっていらっしゃる当事者の方々からは、

是非「生」の声を発信して欲しいと思っています。

当事者だからこその、喜び・怒り・哀しみ・楽しみを

表現する場として、メディアを手段に使いこなして

発信をしていって欲しいのです。

 

言葉を発すれば必ず、賛成してくれる人と反対の意見の人がいます。

そしてその両方の声の中に、困難の解決方法のヒントが埋まっているので

当事者の発する声には自分の困難を他人の誰かに

届けるものであってよいのではないかと思っています。

 

誰かの発言にたいしての反対意見はもちろん当然存在しますので

それは興味を持ってくれている違う視点の人、として尊重し、

人格否定やあからさまな差別で返してくるような人間は

スルーする以外手段がないのが辛いところですが・・・

 

公の発信は自己掲示のためでも、視聴率のためでもなく

その情報を必要とする人、活用できるかもしれない誰かのために

発信されるもので在って欲しいなと思った5月でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

感想やご意見など頂戴できたら嬉しいです!

LMH 郷司

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