謎の「ちょうちょマーク」付けたクルマ、一体何を意味? 無視すれば「うっかり違反」の可能性も…若葉マークとは違う「気を付けるポイント」は

謎の「ちょうちょマーク」付けたクルマ、一体何を意味? 無視すれば「うっかり違反」の可能性も…若葉マークとは違う「気を付けるポイント」は

2025.03.20

クルマに貼ってあるステッカーは「若葉マーク」や「もみじマーク」のほかに「ちょうちょマーク」という見慣れないものがあります。あれは何のためにあるのでしょうか。

若葉マークとは違う「謎のマーク」の意味は

 クルマに貼ってあるステッカーは「若葉マーク」(初心者マーク)や「もみじマーク」(高齢者マーク)のほかに「ちょうちょマーク」という見慣れないものがあります。あれは何のためにあるのでしょうか。

【画像】ええっ…!? これが謎の「ちょうちょマーク」の正体です(30枚以上)


蝶々

画像はイメージ

「みどり地に黄色いちょうちょ」のマークは、正式には「聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)」といい、聴覚障害者であることを理由に免許に条件が付されている人がクルマを運転する時には、このマークを表示することが義務になっています。

 2008年6月1日の道路交通法改正によって、それまでは運転免許を取得できなかった聴覚障害のある人も、一定の条件の下でクルマの運転をすることができるようになり、同時に聴覚障害者マークの運用が開始されました。

 この改正でクルマの運転が可能となったのは、補聴器を用いても特定条件下で音が聞こえない人(10メートルの距離で90デシベル)です。

 運転する条件として、このちょうちょマークを掲示することだけでなく、ルームミラーを通常より視野の広い「ワイドミラー」にして運転中の後方視野を確保することが義務付けられています。

 当初は普通乗用車に限られていましたが、2012年4月1日の改正により、現在では貨物車や原付、二輪車まで運転することが可能になっており、普通乗用車と貨物車を運転する時には聴覚障害者マークの表示が必要とされています。


ちょうちょマークのクルマ、見かけたらどうすべき? 思わぬ違反も

 一方で、聴覚障害者マークを表示したクルマが近くにいる時は、周囲のクルマのドライバーは配慮して運転しなければなりません。

初心者マークのイメージ

初心者マークのイメージ

 さらに、他のクルマに危険を知らせる時に警音器(クラクション)を鳴らしたことのある人もいるかもしれませんが、聴覚障害のある人はクラクションの音が聞こえにくく、音によって危険を察知することが困難です。

 そのため、周囲を走行するクルマのドライバーは「そもそもクラクションを鳴らす必要がない」ように運転することが大切です。

 特に、山間部や見通しの悪い道路などで「警笛鳴らせ」の標識の設置されている場所のほか、合流などで大きい道路に入ろうとしているクルマ、自分のクルマの前に車線変更しようとしているクルマが聴覚障害者マークをつけている場合、特に注意して配慮する必要があります。

 これには罰則も設けられており、聴覚障害者マークをつけたクルマに対して幅寄せや割り込みをした場合は、初心者マークなどの場合と同様に「初心運転者等保護義務違反」に問われ、違反点数1点と普通車では6000円の反則金が科されることとなります。

 互いに思いやりを持って、余裕のある運転を心がけましょう。


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