(福島 邦博 先生)
成長によって耳あなの大きさが変化します。
耳型を取ってオーダーメイドで作る耳あな型より、耳の大きさに関係のない耳かけ型のほうが頻繁な買い替えが必要ありません。
こうした理由から、まだ耳の成長の度合いが著しい小さなお子さんには耳かけ型の補聴器を勧められることが一般的です。
耳かけ型補聴器では、耳栓だけをオーダーメード(イヤーモールド)にして耳の成長に合わせます。
イヤーモールドは比較的安価で、また補助の対象になる場合があります。
お子さんの耳の大きさの成長と共に取り換えることで、ピーピーとなるハウリングを抑えるだけでなく、補聴器の装用が安定します。
出典:Phonak社ホームページ
『子どもの難聴に関するQ&A』
監修:医療法人さくら会 早島クリニック
耳鼻咽喉科皮膚科 理事長 院長
福島 邦博 先生
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