写真: ジェニファー・ヤリオ
シンシナティ — 最近のNIOSHの調査結果によると、騒音にさらされる労働者の中で、公益事業従事者の聴力障害の発生率は全産業の中で最も高いことがわかった。
研究者らは、2010年から2019年にかけてNIOSH職業性難聴監視プログラムに参加した組織の騒音にさらされた労働者の聴力検査130万件以上を調査した。サンプルには約14,000人の公共事業労働者が含まれていた。そのうち25%が難聴を患っており、これは他のすべての産業の合計(20%)よりも高い。難聴の発生率が最も高かったサブセクターは、水力発電(37%)と蒸気および空調供給(29%)であった。
「見過ごされがちなことだが、この分野で騒音にさらされる労働者は、聴覚障害の有病率が最も高く、リスクも著しく高い」と研究概要には記されている。「さらなる注意と、より良い聴覚保護戦略が必要だ」
この研究は「Journal of Occupational and Environmental Medicine」に掲載されました。
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