『知っておきたい聞こえの豆知識』　

手話は言語のひとつです。手話か補聴器かと二者択一するものではありませんし、生活を実り多いものにするためにはどちらも有効です。実際には、多くの方が補聴器と手話の両方を、場面にあわせて使い分け、生活されています。

一般に人工内耳は、補聴器の装用効果が乏しい場合に適応となります。現在は身体障害者の手帳をお持ちの場合、聴覚障害の2～3級の方が相当します。お子さんの状況によって、あるいは時代によって、どのような基準で人工内耳が必要になるかは変わってきます。

他の医療技術がそうであるのと同じように、補聴器にも多くの技術的限界があります。重度難聴者が補聴器を使う上で大切なのは、限界を理解した上で、他のいろいろな補助手段を併用したり、環境調整を行いながら、少しでも「困ること」を減らしていくことです。

最近は新生児聴覚スクリーニングを受けて乳児期早期に難聴が診断されることが多く、生後数か月から補聴器装用を行う例が増えてきました。「よりよく聞こえていること」は難聴の子供たちのすこやかな言葉の発達にはとても大切です。

クレジットカードを契約する際の本人確認で電話がかかってきたとき、聞こえにくくて困ったことはないでしょうか？この本人確認、少し前までは電話の対応しかなかったのですが、最近は聞こえに困難のある方向けに電話以外の対応が増えてきましたのでご紹介します。

『ロジャー』は、補聴器／人工内耳だけでは言葉の聞き取りが難しい時に、一緒に使用することで言葉の聞き取りを向上させる補聴援助システムの一つです。補聴器や人工内耳を使っている方が会話に困る場面ごとの解決方法を動画と写真で分かりやすく説明します。

英語サイトを日本語に翻訳する方法（参考）

＜Android版の場合＞
➊ Chromeアプリから英語サイトを開きます。
❷ 画面下の【日本語】をタップして言語を切り替えます
＜iPhone版の場合＞
➊ Chromeアプリから英語サイトを開きます。
❷ 右下の【…】をタップし、メニューから【翻訳】をタップします。
➌ 画面下の【日本語】をタップして言語を切り換えます。
＜パソコンの場合＞※➊～➌は記事閲覧前に設定しておきます。
➊ Googleブラウザ右上【︙】より【設定】画面を開きます。
❷ 画面左側メニューから【言語】を選択します。
➌ 優先言語の英語の右側【︙】をクリックし、この言語のページで翻訳ツールを表示するのチェックボックスにチェック☑を入れます。
➍ 英語サイトを開くと画面上にGoogle Translateが表示されるので、【日本語】を選択します。